「結局、人生はアウトプットで決まる」を読んで

 本書では、アウトプットについて、主に「書く」ことと「話す」ことについて書かれていた。著者がエンジニアという事もあり、なかなか参考になる部分が多かった。

 インプットの効率を上げるために、対象となる商品や株を実際に購入して、当時者意識を高めること。実際に体験してみる事の重要性。相手に伝わる文章の書き方や、プレゼンの方法など。

 アウトプットが続かない理由についてー そもそも「テーマがあなたにとって魅力的ではないから」なのです。

 最近読んだ別の本に「本を読んで、心に届く一文というのは、自分の中で(〜かもしれないな)と思っていること」という話があり、まさにこの一文が、僕にとってのそれに当たると思った。 

 アウトプットする対象についても、「本当に自分がやりたいことか」を考える必要がある。まあ、本書にも記載されていたが、ある程度やってみないと「本当にやりたいこと」かどうかの判断がつかない。とりあえず手当たり次第アウトプットしてみて、「本当にやりたいこと」を探してみるべきだろう。

 そして「本当にやりたいこと」が見つかると、もっと楽しく、幸せな人生が送れそうな気がする。