自分なりの続ける技術
「続けられる人間になりたい」。何年も前から、ずっとこの想いがある。
続けられたことだけが、本当の自分の力になる。いろんなことができるようになると、それだけ人生が楽しくなる。日々成長を実感できることは幸せな事だ。
「この人は続けられる人なんだろうな」って人に会うと、一度この人に追いつかれてしまうと、もう追いつくことは出来ないんだろうなと思う。
才能とは、続けられるかどうかだと思う。努力していることを、努力していると感じないことが才能なんだと思う。
まぁとにかく、「続けること」は、ここ10年ぐらいの僕のテーマであり、色々試行錯誤してきたが、まだ道の途中と行った感じである。
とりあえず、ここで、有用だと思う方法の上位3つを挙げてみる。
①実行状況を表にする
②楽勝で終わる目標を立てる(書籍「小さな習慣」より)
③時間を測る(ポモドーロシステム)
①については、下のような感じである。手書きで、カレンダー的なものを作って、左端に項目を記入する。あとは、実行できたかどうかを記入していくだけだ。実行した回数などを書いても良い。
習慣化しようとしていても、結構やらない日があったり、忘れてしまったりすることがある。この表を常に机の上にでも置いておけば、忘れることも少なくなる。もし忘れてしまっていても、思い出すことができ、再開できる可能性も高まるというわけだ。
②については、本の受け売りではあるが、結構有用な気がする。
楽勝で終わる目標とは、例えば、筋トレを習慣化させたいのであれば、腕立て伏せ1回を目標にする。とにかく、習慣化させることを目標にするのである。習慣化さえできてしまえば、もうこっちのものである。回数を少しずつ増やして行っても続けられる。
(だいたい、腕立て1回としていても、やり始めてしまえば結局何回かすることにはなる。本当に一回だけでも、もちろん良い。)
要は、ハードルをできるだけ下げて、とにかく習慣化させようということ。
③は、結構昔からやっている事ではあるんだけど、何かをやり始めるときに、とりあえず、タイマーを先に起動してしまえば、やらざるを得ないという心理的に自分を追い込むやり方である。ポモドーロシステムというのは、「実行時間:25分 + 休憩時間:5分」を1区切りとして、それをひたすら続けていく方法である。
25分っていうのが、人間の集中力の続く時間で、こまめに休憩を挟む事で、その集中力を長時間持続させることができるらしい。とりあえず僕は、iPhoneのアプリで「Flat Tomato」というアプリを使って勉強などをするときに時間を測っている。
以上、僕が何かを継続する時に使っている方法の上位3つを挙げてみた。
心理学者のアドラーは、「承認欲求」を否定していたが、やはり他者に承認されるとモチベーションが上がることに違いはない。何かアウトプットして他人からのフィードバックをもらうというのも良い方法だと思う。「貢献感」もあげることができれば、さらに良い。
アウトプットも続ける事で、今想像もしていないようなことが起こるに違いないという、楽観的な想いもある。単純に楽しみだ。